
製造業のお客様と、『A-Eyeカメラ』で機械の稼働を監視してみた Vol.5 『A-Eyeカメラ』の導入効果
ご覧いただきありがとうございます。
株式会社テクノア広報・企画担当鈴木と申します。
note連載特別企画 テクノアとお客様のIoT導入体験記
「製造業のお客様と、『A-Eyeカメラ』で機械の稼働を監視してみた」
今回で最終回となります!
Vol.5 は、「『A-Eyeカメラ』の導入効果」です。
前回までの内容は、マガジンからチェックしていただけます♪
製造業のIoTソリューション導入にご興味ある方におすすめの内容です!
1.『A-Eyeカメラ』について
『A-Eyeカメラ』は、AIによる画像認識を利用した
工場の「見える化」を推進するシステムです。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
「製造業向けIoTソリューション 『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』とは?」
2.前回までのあらすじ
コクネ製作株式会社様(以下、コクネ製作様)で、
テクノアのIoTソリューション『A-Eyeカメラ』を導入、設置しました。
その後、稼働目標を設定し、
『A-Eyeカメラ』のデータをもとに、改善する工程の確認と
「呼び出しボタン」を活用した機械停止時間の削減などの
施策を行いました。
その結果、機械稼働率がどのように変化したのか?ご紹介します!
3.導入効果
コクネ製作様は『A-Eyeカメラ』導入で
3つの導入効果を実感しています。
①稼働状況の「見える化」
『A-Eyeカメラ』の可視化ツール「あんどん画面」で
機械稼働状況が一目で把握できるようになりました。
現場担当者は、タブレットPCを持っているため、
時間や場所を選ばずに機械の稼働状況を見ることができます。
また、画面上で稼働開始時間がわかるため、
いつ頃加工が終わるかを考えながら
仕事の段取りができるようになりました。
②機械稼働率の「見える化」
『A-Eyeカメラ』の可視化ツールで、
日別・時間別の機械別稼働率がリアルタイムに集計できます。
機械から加工データを取得して、グラフにする手間がなくなりました。
工場全体の稼働状況と生産計画を見ながら
仕事ができるようになったため、機械を有効活用できています。
③社員の変化による稼働率の向上
機能や、数値的な効果をご紹介しましたが
社員の意識や、考え方も変化しています。
特に、製造現場全体で稼働率を意識するようになったことは
大きな変化です。
『A-Eyeカメラ』を通じ、稼働状況や、実際の稼働率と目標稼働率が
社員全体で共有できるようになりました。
そのため、社員が目標稼働率を超えるための施策を考えるようになり
稼働目標の達成、生産性向上に繋がりました。
その結果、グラフの通り、目標に対して上回る機械稼働率を実現しました。
ただ達成するだけではなく、2020年9月は、
同年2月に立てた稼働目標よりも、
高い稼働目標を達成できるようになりました!
具体的な目標値を「見える化」したことで
モチベーションアップにも繋がったとも考えられます。
このような導入効果が得られたのでコクネ製作様では、
『A-Eyeカメラ』を追加購入し、
稼働率管理ができる機械を増やす予定です。
4.最後に
『A-Eyeカメラ』はあくまでも、データを見える化できるツールです。
しかしそこから得られるデータは
製造現場の「業務効率化」「生産性向上」に繋がるきっかけになり、
継続した改善活動(PDCAサイクル)の手助けをします。
IoT技術を活用して、工場の「業務効率化」「生産性向上」をお考えの会社様
ぜひ、テクノアの『A-Eyeカメラ』をご検討くださいませ。
また、コクネ製作様の『A-Eyeカメラ』運用状況がわかる
工場見学動画を、テクノアのYouTubeにて公開中です。
ぜひご視聴ください!
■ 今回紹介した製品はこちら!
・まるごとIoTシリーズ『A-Eyeカメラ(エーアイカメラ)』